朱肉の由来と種類について

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朱肉(しゅにく)とは、印鑑を用いる際に使われる赤い(朱色の)印肉のことですが、その歴史をたどってみると意外にも朱肉の登場は印鑑よりも遅く、中国は宋代のころと言われています。それ以前は泥を用いていたらしく、朱肉の別名が印泥であるのはそのためだと言われています。江戸時代には武士階級にのみ朱肉が許され、庶民の印影は黒でした。

「朱肉」は大きく分けると「練り朱肉」「スポンジ朱肉」の二種類があり、「ひまし油に松脂と木蝋」を加えて混ぜ合わせ加熱し、朱色の元となる「顔料」を混ぜ合わせた物に「和紙」等の繊維を練り合わせた物が「練り朱肉」とされ、「ひまし油(松脂・木蝋等)」を加熱して「顔料」と混ぜ合わせた物を「朱油」といい、それをスポンジに染み込ませた物が「スポンジ朱肉」とされています。

ふつうの家庭やオフィス等で使用する物のほとんどが手軽な「スポンジ朱肉」の方が多く用いられています。「練り朱肉」は少しべたつきますので扱いづらい面もありますが、色褪せがほとんどないので、何十年も保存する書類や、特に光に長期間さらされる賞状には練り朱肉がおすすめです。

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このページは、hankoが2010年4月15日 17:26に書いたブログ記事です。

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